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犬-チャウチャウの里親募集詳細 募集ID:2507-01067

掲載日:2025/07/12 掲載期限:2026/01/11まで
9年間檻の中で暮らした繁殖引退犬のチャウチャウ♂
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募集中
9歳になって、生まれて初めて散歩に行きました。

基本情報

状況 募集中
種類 チャウチャウ サイズ 大型
性別 オス 年齢 9歳7ヶ月(老犬)
ワクチン接種 接種済み 去勢/避妊 手術済み
単身者応募 高齢者応募
掲載日 2025/07/12 掲載期限 2026/01/11まで
ペット所在地 関東 群馬県 桐生市
ペットの名前 玉悟

詳細情報

募集の経緯 約9年間、繁殖犬として交配のためだけに生かされてきました。
外の世界のことを何も知りませんでしたが、現在はシェルターで社会勉強中。
高齢ですが、この子に残された時間を伴に過ごしてくださる方を探しています。
よろしくお願い致します。
性格や特徴 【攻撃性】
対人:△
対犬:△

生まれは鹿児島県のブリーダー(繁殖業者?)で、その後ペットショップで売られていたところをまたしても繁殖業者に買い取られ、パピーミルへと流れ着いた子。
狭い檻の中、ただ交配のためだけに生かされてきました。
機嫌が悪いとガウガウしてしまう子なので、ずっと1頭で管理されていました。
ごはんが絡むとケンカしてしまうこともありますが、基本的にはマイペースです。
健康状態 【手術・ワクチン】
去勢済み(2025)
狂犬病ワクチン(2025.2)
混合ワクチン「バンガードプラス5/CV」(2025.2)
犬フィラリア症陰性(2025.2)

お腹を壊してしまうことが多く、なかなか太らないため現在奮闘中(2025.6)。
引き渡し場所
里親希望者との相談のうえ決める
詳細:基本的には里親様のご自宅まで搬送致します。
その他備考 譲渡契約書の内容を遵守していただいた上で、提出していただきます。

【動画】
https://youtu.be/_LcMzWCT8Oo?si=kZyvMVCW8NddZMHs

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譲渡費用について

  • 医療費・交通費:50,000円

合計金額50,000円

【譲渡費用に関する注意事項】

手術費用やワクチン費用、搬送のための交通費などを合わせまして50,000円をトライアル開始時にいただきたく思います。

お申し込み・お問い合わせ(無料)
里親募集者の都合により、応募可能地域外にお住まいの方からのお問い合わせは受け付けていません。
【応募可能地域】をご確認ください。

利用に際しての注意

  • 譲渡された生体の転売、また、営利目的での利用を禁止します。
  • 詐欺、虐待・遺棄などの行為を禁止します。
  • トライアル・譲渡の際、身分証明書の提示、および、譲渡誓約書への署名・捺印のうえ、大切に保管ください。

当サイトでは里親応募者に最も信頼される里親募集サイトを目指して、里親募集ペット情報および里親募集者情報の正確性向上に努めております。

当サイトに掲載されている情報で誤解を招く表現、事実と異なる表現などのお気づきの点がございましたら事務局へのお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。

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お申し込み・お問い合わせ
(無料)

里親募集者の都合により、応募可能地域外にお住まいの方からのお問い合わせは受け付けていません。
【応募可能地域】をご確認ください。

応募可能地域

  • 福島県
    東京都神奈川県千葉県埼玉県茨城県栃木県群馬県
    長野県新潟県

基本的に、まずは譲受希望の保護犬に会いに石松家へとお越しいただきたく思います。
トライアルが決定しましたら、保護犬を連れて私がご自宅へ伺います。

里親募集者情報

保護活動者 石松家
会員種別 保護活動者
団体・法人
所在地
群馬県桐生市

当サイトでの実績

ペットの登録累計|
3
譲渡の累計|
0
迎えた方の声の数|
0

群馬県桐生市で犬の保護・譲渡活動に取り組んでおります。
「石松家」という名前で県に第二種動物取扱業の届出を提出し活動している、小さな保護団体です。

私は以前、パピーミル(子犬工場)と呼ばれる悪徳ブリーダーの元で勤務しておりました。
そこでは500頭以上の繁殖犬が、ネズミや虫が湧き、空調もなく、太陽の光も当たらない劣悪な環境で暮らしていました。
親犬達は交配と分娩のためだけに生かされ、散歩どころかまともな運動をすることすら叶わず、檻の中で生かされ、そしてひっそりと死んで行きました。
犬達のごはんも、豚の飼料や、安価で仕入れた賞味期限切れのキャットフードが主でした。
このような子犬工場は全国の様々な場所で、関係者以外には知られることなく稼働を続けているのです。

2021年に、長野県松本市で発生した繁殖業者による犬虐待事件はご存じでしょうか。
清掃を十分に行わずに不衛生な環境で飼育して衰弱させたり、病気になったのに適切な措置を取らなかったりして、多数の犬を虐待したとされる事件です。
獣医師の免許がないのに、麻酔をせずに腹部を切開して子犬を産ませるなど、あまりにも惨いと話題になりました。
私が勤務していたパピーミルでは、帝王切開は病院で獣医師に頼んでいましたが、きっとその他の部分は松本市の繁殖業者と大して変わりないだろうと思っています。

かつて犬に携わる仕事に転職したいと考えていた私は何も知らずに就業し、あまりの悲惨さに衝撃を覚え、少しでも環境を良くしたいという思いから働きながら繁殖犬の保護を始めました。
パピーミルのスタッフは日々犬のお世話に尽力しており、良心の呵責に苛まれている者も多いです。
オーナーもまた著しく動物愛護精神が欠如しているだけで。決して悪人というわけでもありません。
問題は複雑で、どこかの誰かを懲らしめれば、哀しい繁殖犬達が救われるという単純なものではないと知りました。

この国のペットビジネスは、繁殖犬達の犠牲の上に成り立っています。
ペットショップの生体販売ばかりが批判されていますが、パピーミルと、そこで生まれた子犬達が出品されるペットオークションというシステムにこそ、命の「大量生産・大量消費」を促す闇が潜んでいるのです。
実際に現場を見るまで、私はそのことを知りませんでした。
ですが知ってしまった以上、行動せずにはいられませんでした。
パピーミルで働きながら、私は余剰犬の搬送ボランティアを始めました。
余剰犬とは、もう加齢や病気で交配に使えなくなり業者にとって価値のなくなったボロボロの繁殖犬や、奇形や遺伝病などの障碍を持って生まれた商品価値のない犬のことです。
オーナーと交渉し余剰犬を手放してもらい、事情を理解し保護してくれる他県の団体に搬送する日々でしたが、それにも限界を感じ、退職後に石松家という名前を掲げ保護活動を始めました。
「保護犬」と聞くと、多くの方が飼い主に虐待された犬や捨てられた犬、多頭飼育崩壊、野犬、迷子犬、愛護センターに収容され殺処分されてしまう犬などを想像します。
まだ、「繁殖犬」や「繁殖引退犬」、「余剰犬」という存在は世間に認知されていないのです。

「アナタの愛犬のお父さんとお母さんは、幸せに暮らしていますか?」

動物の福祉への想いは、人それぞれ皆異なります。
繁殖犬や繁殖猫の福祉を突き詰めれば、必ずブタやウシ、ニワトリなどの畜産、実験動物の問題が絡んできます。
「犬や猫は救うのに、同じ生き物の豚や牛、鶏は殺すのか?」
そう問われた時、どう答えるか。
全ては、命の問題に繋がるのです。
今苦しんでいる犬達を助けるのは当然として、しかしそれだけではいつまで経っても不幸の連鎖は断ち切れません。
10年後、20年後、100年後――未来の世界で生まれて来る子犬達を、地獄のような暮らしを強いられる繁殖犬にさせないために、今、私は若者達や子供達に、「命の現実を知り、考える」ということをしてほしいのです。
そのためにできることは何か?

私は現在、平日は工場勤務、休日は譲渡会やイベントに参加し里親募集や啓発などの活動をしています。
少しでもこの現状を伝え、動物の福祉への興味関心に繋げるため、ひいては動物愛護法改正へと世間にうねりを起こすために、自分で制作したチラシや冊子を配っています。

私が訴えたいのは子供達だけにではありません。
私のように、パピーミルで働いていた元従業員は大勢いるはずですが、彼等からの声はなかなか届いてこないように思います。
しかし、私のような想いを抱いていた人はいるはずです。
その方々が勇気を出して声を上げてくれれば、きっと社会にうねりが生まれると信じています。

私達石松家は、繁殖犬の、保護犬の、そして畜産動物や実験動物、人間も含め全ての命が限りなく苦痛と不自由のない在るべき生を送れる世界を目指し活動しています。
動物の福祉への機運を高め、不幸な命を少しでも減らすために、石松家の活動へのご理解を何卒よろしくお願い致します。

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