違うアプローチ

日付: カテゴリ:保護動物の紹介

うちの保護猫は親子で、最初は子供の方を懐かせてしまえば、
お母ちゃんに「あら、うちの子供があんなに懐いて・・・人間いいやつだねぇ」と思って私に好感をもってくれたら、親子猫の心を掴める!と簡単だと思ったのだが・・・・

そうは問屋が卸さない、子供というのは親の姿をみて育つ。
これは猫も一緒のようで、お母ちゃんの福ちゃんが私に反抗的なら、どんなに飴を沢山あげた所で懐いてはくれない・・・・。

というのを最近、身をもって知りましたw

そんな訳で、最近は福ちゃんに認めて貰えば、娘のリモちゃんもついてくるという考えになり、福ちゃんを猫だけに猫かわいがりしております。するととある変化がありました

なんと、リモちゃんが自分から近づいてくるようになったのです!!!いままではこちらから近づいて行ってたのに、今度は逆に!!!これはお母ちゃんの影響なんでしょうか???

これがどのように転がっていくはまだ分かりませんが、変化があるのはとても喜ばしい事で、今は様子を伺っている感じです。

そして、最近はリモちゃんがお母ちゃんを取られまいと思うのか、よくお母ちゃんにピッタリと引っ付くようになりました。これによって、リモちゃん福ちゃんを一緒に撫でる事が出来るようになって、福ちゃんは撫でられるのが好きなもんだから、リモちゃんの前に福ちゃんが撫でられて「グフグフ」言ってる姿を見せる事が出来る訳です。

これで「お母ちゃんが人間に撫でられて喜んでる!」「人間っていいやつなんだ」と思ってくれたらいいなと思ってるのですが。

さてはてどうなるのでしょうか?
でも今までののアプローチを変える事で少し好転した感じがします。それにしても外猫を家猫にするのは本当に大変です。

だからと言って、家慣れした猫と家慣れしてない猫を里親に渡すのは色々と問題も違ってきます。人間も十人十色とあれば、猫だって十猫十色です。愛嬌がある猫はすぐ家ににも慣れて可愛がられます。でもだからと言って愛嬌がある猫だけが求められるわけではない、家慣れしない猫がなぜ家慣れしないかと言うと、外で培った知恵があるから、中々人間を信用せずに家慣れもしようとしないんです。

だから、外猫が家猫になったときに色々と個性を出してくるこの魅力がたまらなく可愛いんですよね。中には本当に猫か?と思うほど賢い猫もいます。よく話を聞いてくれて、理解してやってはいけない事はしない。というように私達を観察して時には助けてくれる事もあるんです。

まぁもっと長く一緒に暮らさないと見えない物は沢山ありますが、その醍醐味はできたら里親さんに味わって欲しいなと思っています。猫の人生は平均15~18歳ぐらいと言われているので、できるだけ早くバトンタッチできたらなとは思いますが、まぁ運命の出会いはそんな徒競走みたいに綺麗にバトンできるものではありません。

いつも通り過ごしているうちにきっと奇跡の出会いがあるんでしょうね。私はそれまでリモフクちゃんのいい所を育てていけたらいいなと思っています。色んなアプローチをしながら😁

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