私達はシェルターなどをもたず個人宅にて保護した猫を預かり世話をしています。
個人宅で世話をする利点は、より細やかなケアができ、家猫になるための心と身体の準備も効率的に行えるためです。
最近はネットやテレビでも保護猫活動が取り上げられることも増え、「ミルクボランティア」という言葉を聞くことも増えてきました。
ちなみにミルクボランティアは離乳前の生後間もない子猫に母猫の代わりに授乳するのですが、朝晩関係なく数時間おきに授乳せねばならず、また排泄の補助などもあるため、時間的、体力的に余裕がないとなかなかハードルが高いです(その分人の手で育った子猫はほぼ100%人間べったりの甘えん坊になります)。
ですが、保護される猫は乳飲み子だけではありません。離乳した子もいれば大人の子もいます。むしろそういった子のほうが多いです。
私達のもとに保護されてやってくる猫の数も年々増えており、特に今年はハイペースで、預かりボランティアさんが足りていない状況です。
もし、リモートワークになり在宅時間が増えた、猫を飼ってみたいけど将来的なライフスタイルが不確定で20年も猫を飼えるかわからない、猫初心者でいきなりは猫を飼うのは不安、という方、ぜひ預かりボランティアをされてみませんか?
特に初心者の方には私達がしっかりとサポートさせていただきます。
また、何年も猫を飼えないけど今なら、という方も大歓迎です。
では預かりボランティアって何するの?
1.家猫として毎日お世話する
2.人間大好きになってもらう(スキンシップ、おもちゃで遊んだりおやつで誘惑)
3.性格や癖を見極め可愛い写真をたくさん撮る
最初は環境の変化で鳴く子もいます、逃げ出そうとする子もいます。中には威嚇して手が出る子もいるかもしれません。お貸し出しするケージで静かに見守ってあげてください。
何もされないとわかれば少しずつケージの外に興味を持つかと思います。そうしたらおもちゃやおやつで距離を縮め、鼻ツンから少しずつスキンシップをはじめます。焦らず猫のペースでお願いします。
落ち着いて甘えるようになってきたら可愛い写真を撮って送ってください。こちらで里親募集のサイトに投稿したりポスターを掲示します。
タイミングが合えば譲渡会に参加してご縁を待ちます。
お願いする子は先住猫さんの有無や預かりさんの経験の応じて調整させて頂きます。
また、飼育に必要な物は私共でご提供も可能です。
事務局が品川駅近くのため、サポートの都合上、港区か品川区(一部目黒区や渋谷区、千代田区、中央区も可)など、品川駅付近からアクセスがしやすいところにお住まいの方でお願いできればと思っています。
我が家の家族として迎えられなくても、猫のお世話をすることで猫と過ごす幸せは十分感じていただけますし、里親様が決まったときの喜びはひとしおです。
ご興味いただけた方はプロフィールに掲載されている各SNSのダイレクトメッセージもしくは公式HPの問い合わせからご連絡をくださいますと幸いです。
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みなとねこ
保護活動者プロフィール
港区のとある場所で繁殖していた猫の手術やその後のお世話をはじめたのがきっかけで、近隣のボランティアさんと協力して子猫や人に慣れた大人猫、捨て猫などの里親探しを行なっています。
猫たちはメンバーや預かりボランティアさんなど個人宅にて保護、家猫修行しております。
2021年は約250匹を譲渡しました。
ペットシッターの資格を持っているメンバーがおり、初めて猫を飼う方、ブランクのある方、しっかりフォローさせていただきます。
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