多頭崩壊現場レスキュー

日付: カテゴリ:活動記録
40℃を超えていた暑い夏の日。

電気の止まったワンルームアパートの一室に、開口呼吸をしている仔、乳飲み仔猫を育てている仔、パニックで逃げ回る仔、もうその元気もない仔、一刻を争う飼い猫たちがいました。

飼い主さんは引っ越しをしていて、ご飯だけが置かれる日々。
猫たちが飲める水が全くなくドライフードのみ。
健康被害があって当然の状況です。

相談を受け待ち合わせた場所で初めて会う飼い主さんは、まだ若い女性でした。

多頭崩壊というと高齢の飼い主さんと思われがちですが、まだせいぜい30代の女性、ネットで情報も得られたでしょう。
最初に避妊・去勢手術をしていれば防げた悲劇でした。

その日飼い主さんと一緒に一度室内に入り状況を確認。

けれど知らない人間が来たことによってパニックになってしまう仔が多くて一先ず退室、ここは飼い主さんに任せようと、キャリーを渡して体調の悪そうなおとな猫たちを入れてもらって、乳飲み仔と生後1ヶ月半くらいの仔猫は段ボールの中にいたので、乳飲み仔のお母さんも連れて帰りました。

その時の一頭が『梨久』です。

人馴れができていない仔たちが多く、梨久もここまで来るのには時間が必要でしたが、本当は甘えたい、そんな仔たちばかりです。

脱水が酷く、人馴れ不十分の梨久への補液は当時負傷者続出、秘密の?!カプセルを飲んで凌いだことも思い出です。

そんな梨久も里親募集中です❣


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保護活動者プロフィール

保護猫シェルターまたたび家(またたびけ)と申します。
悲境な猫たちの多さに。大好きな猫たちのために。
もっとお仕えしたいと思い、猫たちのためのハウス(保護猫シェルター)をつくりました。

保護された猫が、またたび家での共同生活を送る中で、美味しい!嬉しい!楽しい!を感じられるように、シェルターボランティアさんを中心に時間のやりくりをして愛情を持ってお世話をしています。

皆、とても可愛くて愛おしい自慢の猫ですが、傷病猫やハンデのある猫も少なくありません。

すべての保護猫には幸せな家猫となって、終の棲家となる温かな家庭と家族を持ってもらうべく、毎週日曜日の午後にまたたび家を公開して、いつも過ごしている場所で、入室猫たちに会っていただける場を設けたり(お見合い)、また、定期的に里親譲渡会へ参加しています。

猫も里親さんもハッピーな縁結びを心掛けています。
そして、それが私たちの元気の源、活動の原動力となっています!

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